2026.07.01

健康コラム

7月健康コラム:「食中毒予防」

食中毒は、飲食店などで食べる食事だけでなく、家庭での食事でも発生しています。家庭での食中毒を防ぐのは、食材を選び、調理する皆さん自身です。
気温が高くなり始め、湿度も高くなる梅雨時期から夏場は細菌による食中毒が増えます。

今回は家庭でできる食中毒予防の原則と6つのポイントを紹介します。

【食中毒の予防の三原則】
①つけないスライド1.JPG
食中毒の原因菌やウイルスを食べ物につけないよう、調理を始める前や生の肉や魚、卵を取り扱う前後などは必ず手を洗いましょう。

②増やさないスライド2.JPG
細菌の多くは高温多湿な環境で増殖が活発になりますが、10℃以下では増殖がゆっくりとなり-15℃以下では増殖が停止します。
細菌を増やさないためにも低温で保存することが重要です。

③やっつけるスライド3.JPG
ほとんどの細菌やウイルスは加熱によって死滅します。
肉や魚はもちろん、野菜なども加熱して食べれば安全です。特に肉料理は中心までよく加熱することが大事です。中心部を75℃で1分以上加熱することが目安です。

【食中毒予防のための6つのポイント】
①買い物
・消費期限を確認する
・肉や魚などは他の食品に付かないように分けてビニール袋に入れる

②家庭での保存スライド4.JPG
・冷蔵や冷凍の必要な食品は、持ち帰ったらすぐに冷蔵庫や冷凍庫に保管する
・肉、魚、卵などを取り扱うときは、取り扱う前と後に必ず手指を洗う
・冷蔵庫は10℃以下、冷凍庫は-15℃以下に保つ

③下準備スライド5.JPG
・野菜などの食材を流水できれいに洗う
・安全のため、包丁やまな板は肉用、魚用、野菜用と別々にそろえて使い分ける
・冷凍食品は使う分だけ解凍し、冷凍や解凍を繰り返さない

④調理
・肉や魚は十分に加熱。中心部を75℃で1分間以上の加熱が目安

⑤食事スライド6.JPG
・清潔な食器を使う
・作った料理は、長時間、室温に放置しない

⑥残った食品スライド7.JPG
・清潔な容器に保存する
・温め直すときも十分に加熱する
・時間が経ちすぎたものは思い切って捨てる

食中毒かなと思ったら・・・
嘔吐や下痢の症状は、原因物質を排除しようとする体の防御反応です。
無理をせず、早めに医師の診察を受けましょう。


<参考文献>
・政府広報オンライン「食中毒予防の原則と6つのポイント」

株式会社なの花九州 中村美沙(管理栄養士)

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