2025.07.01
健康コラム
7月 健康コラム:おやつのとり方
おやつというと「健康維持のために控えるべきもの」というイメージを持つ方が多いのではないでしょうか。
どのようなものを、どのくらい、どんなふうに食べたら良いのか、おやつの上手なとり方をご紹介します。
◆おやつとは?
おやつとは、「間食」といって食事と食事の間に摂取するものです。お菓子だけではなく、おにぎりやパン、果物、ヨーグルト・チーズなどの乳製品も含みます。
◆おやつを食べるメリットとデメリット
おやつには、栄養を補給する、空腹を軽減しドカ食いを防ぐ、気分のリフレッシュやストレスの解消、コミュニケーションを円滑にするなどのメリットがあります。一方で、お菓子やジュースはエネルギーが高いものが多いため、食べ過ぎは体重増加の原因となります。また、夜遅くの摂取は、翌日の朝食を食べられなくなるなど、生活習慣の乱れにも繋がる可能性があります。
◆おやつの目安量
成人の場合、1日の目安量は200kcalとされています。ただし、食事制限がある方は主治医の指示に従いましょう。
おやつのエネルギー量
◆おやつ摂取のポイント
①エネルギー表示をチェック!
スーパーやコンビニなどに売られているものの多くは、栄養表示が記載されています。カロリーオーバーになっていないか確認しましょう。
②食べる場合は、なるべく日中に!
おやつを食べる場合は、なるべく活動量が多い日中に済ませましょう。夜遅い時間は、エネルギーが消費されにくいため、余分なエネルギーは体脂肪として蓄積しやすく、体重増加の原因となります。
③不足しがちな栄養素を補えるものを選ぶ!
おやつ=お菓子とは限りません。たんぱく質が補えるチーズやヨーグルトなどの乳製品、ビタミン、ミネラル、食物繊維が補える果物やナッツなどがおすすめです。食事で一度にたくさんの量を食べられない高齢の方や小さなお子さんは、食事と食事の間でおにぎりやパン、焼きいもなどエネルギーが補給できるものを選ぶとよいでしょう。
◆レシピのご紹介
暑さが厳しい今の時期にぴったり、お好きな果物で作るひんやり低カロリーデザートです♪
レシピはこちら ➡ なの花薬局(北海道)クックパッド
<参考文献>
・お菓子や間食の取り入れ方|eヘルスネット(厚生労働省)
・日本食品標準成分表2020年版(八訂)
株式会社なの花北海道 稲邊 恵未(管理栄養士)
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