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2021.07.15

薬剤師の知識

薬剤師の一日の流れやスケジュールは?実際の働き方をイメージしよう!

目次

皆さんこんにちは!
なの花薬局人事部の神森(じんもり)です。

薬剤師を志す人の中には、薬剤師が実際にどんな働き方をしているのか、具体的なイメージがまだできていない方もいらっしゃると思います。
今回は、皆さんが気になる「薬剤師の一日の流れ」をご紹介します!

薬剤師は勤務先によって仕事内容が異なりますので、今回は調剤薬局で勤務する薬剤師の場合をメインでご紹介します。
調剤薬局以外の場合との違いもお伝えしますので、ぜひ参考にしてくださいね!

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調剤薬局の薬剤師の一日の流れ

調剤を行う薬局は、正確には「保険薬局」という名称ですが、ここでは馴染みのある「調剤薬局」でお伝えしますね。

まずは特徴や仕事内容、一日のスケジュールについてご紹介していきます。

調剤薬局での薬剤師とは

調剤薬局は、今から約15年前の2007年医療法改定により病院・診療所などと同じ「医療提供施設」の一つとして位置づけされました。

処方箋を受け取って薬をお渡しするだけのイメージかもしれませんが、昨今では調剤薬局の役割は多岐に渡ります。
処方箋通りに薬を準備するだけでなく、その内容の有効性・安全性を確認し、患者さまにとって適切な医療提供を行うことが重要になります。

また、「かかりつけ」の取り組みを推進させており、患者さまの情報を一元管理することで重複投薬や相互作用の疑いを見つけ、処方医と連携して患者さまの不利益を回避することも重要な役割です。

その他、地域包括ケアシステムを担う役割を果たすため、地域社会の高齢化と共にニーズが高まる「在宅医療」においても、医師、看護師、ケアマネジャーなど多職種と連携しながら取り組む必要があります。

5年前の2016年からは「健康サポート薬局」がスタートして、薬以外の健康に関する相談にも応じられる体制が求められ、地域住民の方々にとって身近に健康相談ができる場所になってきています。

このような調剤薬局で活躍する薬剤師がどのような働き方をしているか、1日のスケジュールを見ていきたいと思います。

調剤薬局薬剤師の一日の流れ

調剤薬局は近隣の病院や診療所の受付時間に合わせて営業する店舗が多いです。
9時~18時の営業時間が一般的ですが、地域や医療機関によって開局時間・閉局時間の違いはあります。

調剤薬局の薬剤師は開局後から閉局まで、基本的には調剤・監査・投薬(服薬指導)・薬歴管理を行い、必要に応じて医療機関へ患者情報のフィードバック・共有や地域住民からの健康に関する相談・指導、在宅業務なども行っています。


午前① 出勤・開局準備

出勤後、白衣に着替えて機器類の電源を入れ、簡単な店舗内外の清掃を済ませて患者さまの来局に備えます。

開局準備を済ませたら、引継ぎノートを確認するなど自身が不在時に起こった出来事を職員間で共有します。


午前② 開局・患者来局

近隣の病院・診療所が開院すると、患者さまが処方箋を持参して来局し始めます。

来局されたら処方箋を受け取り、調剤業務へ移ります。
調剤・監査を終えれば服薬指導、薬歴管理記録を行います。

また、健康相談やOTC医薬品などを目的とした来局患者さまの対応も行います。

※調剤業務...処方箋に基づき調剤をすること。処方内容の確認、監査、お薬手帳の確認、患者さまの体調の確認、薬歴の確認を行い、適切なものであるか薬学的知識を基に判断します。2019年に厚労省から通知された「0402通知」以降、医療事務スタッフにより簡単な薬剤の準備が行われている薬局もあります。


昼休み

薬局によって休憩の取り方は異なります。
職員同士が交代で休憩を取るケースがほとんどで、患者さまの来局数が落ち着く時間帯で順番に取ります。

薬局の休憩室で過ごすケースや外で過ごすケース、自宅に戻るケースなど様々です。


午後① 来局対応・訪問など

午前同様に来局される患者さまの対応の他、在宅処方箋を応需している場合は患者さま宅や施設の訪問を行います。

高齢化により在宅医療のニーズが高まると共に、在宅業務を実施する調剤薬局は増加傾向にあります。
訪問の曜日・時間帯は患者さまによって決まっていることがほとんどです。
在宅訪問では薬局内で行うような服薬指導の他、残薬管理・お薬カレンダー(ボックス)への一包化薬のセット・フィジカルアセスメントも行います。

在宅訪問によって得られた情報は、薬局内だけでなく医師や看護師、ヘルパーやケアマネジャーなどにも報告・共有します。


午後② 閉局

その日の全ての来局対応が終われば閉局します。

調剤室の整理整頓や調剤器具・機器の掃除などの片づけを行なったり、引継ぎノートに必要な申し送り事項を記入したりします。

片づけが終われば退勤します。


開局時間外

開局時間外に、多職種との連携強化や情報共有を目的とした会議への参加、自己研鑽のための社内外の企画による勉強会・研修会へ参加することもあります。

在宅業務を担当している場合や、かかりつけ薬剤師として登録されている場合は、24時間対応が求められるため、閉局後でも電話対応や緊急訪問などが発生することもあります。

なの花薬局での若手薬剤師の一日薬局長の一日も、ぜひ参考にしてみてくださいね!

 

勤務先でも異なる薬剤師の勤務時間や仕事内容

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薬剤師の仕事内容は、ドラッグストアや病院勤務など勤務先によっても異なるため、参考にお伝えします。

ドラッグストア薬剤師の勤務時間や仕事内容

ドラッグストアは一般的に調剤薬局に比べて営業時間が長く、9時から20時・21時頃まで開店しており、土日祝日も営業している店舗が多いです。
薬剤師の勤務は、土日祝日を含むシフト制(早番・遅番など)で組まれるケースがほとんどです。

処方箋の受付は夕方に終了するケースが多く、その後はOTC医薬品等の販売対応も行います。

企業により異なりますが、薬剤師の職能を活かした業務のみを行うケースもあれば、取り扱う商品の品出しやレジ業務なども任されるケースも。
就職活動中に担当業務を確認しておく必要があります。

病院薬剤師の勤務時間や仕事内容

病院(特に急性期型病院)の病院薬剤師は基本的に夜勤があり、これは調剤薬局やドラッグストアとの大きな違いです。

夜勤の場合は17時頃に出勤し、夜間外来の対応をします。
日勤の場合は、病院にもよりますが朝は8時~9時頃に出勤します。

朝礼から始まり、医師や看護師、栄養士など病棟チームでミーティングを行います。
病院薬剤師は他のコメディカルスタッフ(医師の指示の下で医療を行う医療専門職種)と組んでチーム医療に関わるため、打ち合わせや症例会議の場が多いです。

午前中は打ち合わせや会議の他、調製業務(計数・計量調剤、注射調剤、監査、抗がん剤ミキシングなど)を分担して行います。
午後からは病棟業務が中心となり、入院患者さまの持参薬確認、服薬指導、投与量チェックなどを行います。

また、会議やカンファレンスなど他のコメディカルスタッフとのやり取りも発生します。
その後、夜勤の薬剤師への申し送りを行い、退勤となります。

夜勤の場合、医師・看護師と比較すると救急対応は多くないため、日中にできなかったカルテの確認作業などが中心です。
救急搬送患者を受け入れた際や入院患者さまの急変時の際は、医師・看護師と協働しながら薬物療法を行うこともあります。
翌朝になると日勤の薬剤師への申し送りをし、9時頃に退勤となります。

薬剤師の就職先については、この他にももちろんあります。
薬剤師の就職先とは?業務別の仕事内容や就職状況、選び方を解説!でもご紹介していますので、ぜひ参考にしてください。


薬剤師の一日の流れは業種によって異なるのでしっかり検討を!

同じ薬剤師という職種でも、ドラッグストア勤務、病院勤務など業種によって勤務時間や勤務形態は異なります。

また、同じ業種でも企業・医療機関ごとに違うため、どのような仕事に携わりたいか考えると同時に、働き方も考えて就職先を選ぶと良いでしょう。

そのためには業種・企業の一日の流れや時間の使い方、業務内容や雰囲気などの情報を収集することが重要です。
自分で調べて実際に現場を見て確認し、悔いのない進路選択をされることを願っています。

なの花薬局では、薬剤師を目指すみなさんを応援します!
就職サポートコラムでは、薬学生の就活に役立つ情報をたくさん発信中ですので、ぜひ参考にしてみてくださいね。

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