RECRUIT
JOURNAL

薬剤師の就活に役立つFAQや社員紹介、
イベント情報など最新情報を配信

2022.11.07

なの花ワークスタイル

勤務地によって、働き方はどう変わる? 全国勤務の若手5人、キレイ事なしのぶっちゃけ座談会(前編)

こんにちは!なの花薬局の上野です。
今回は、地元から遠く離れた場所で働く薬剤師5人にお話を伺いました。場所が変われば、人も変わると言います。
地域によって働き方は変化するのか?どんな大変さや楽しみがあるのか?などなど、ボリューム満点でお届け。勤務する場所について悩む方の参考になれば幸いです。

今回お話を伺ったのは、5人の若手メンバー。異動歴は、以下の通りです。
小坂井:1~2年目は青森県十和田市の店舗に勤務。3年目の現在は大分県別府市の店舗で勤務中。
佐々木:1~2年目は大分県別府市の店舗で勤務し、3年目からは三重県の四日市市にある店舗で勤務中。
城野:入社後1年半は静岡県の藤枝市の店舗に勤務。2年目の9月から愛知県の一宮市にある店舗を経て、3年目から北海道苫小牧市の店舗に勤務。
清水:1~2年目は青森県五戸市の店舗に勤務し、3年目から三重県津市の店舗に配属。
本松: 1~2年目は北海道苫小牧市の店舗に勤務。3年目より青森県青森市の店舗へ異動し勤務中。

全国広域座談スクリーンショット.jpg

上段左から小坂井さん、城野さん、清水さん、下段左から本松さん、佐々木さん。右下がインタビュアーの上野です。

働き方の違いは、ない!?

ー早速、学生さんが気になっていそうなことを聞かせてください!みなさんは全国勤務をされていますが、地域が変わることで、仕事の内容も変わるのでしょうか?

小坂井:地域を理由とした、仕事内容や働き方の違いはあまりないかなと感じています。

本松:患者さまの県民性の違いを感じることはありますが、基本は同じですね。

城野:うん。薬歴の書き方など、細かいところが若干違うことはありますね。でも大枠は同じです。同じ店舗で働く薬剤師との接し方も、地域によって変わることはありません。

清水:仕事内容は地域差より、店舗差の方が大きいと思います。勤務時間や休日は門前の医療機関が開いている時間帯によって変わりますし、患者さまの層や処方される薬の種類も、近くにある医療機関が何科かによって変わりますので。

「お腹がニヤニヤする」の意味、知っていますか?

ー全国勤務だと、全く行ったことがない県にも行きますよね。大変だったことはありますか?

清水:方言が一番インパクトが大きかったですね。青森の店舗で初めて服薬指導の対応をした時は、津軽弁がさっぱりわからなかった(笑)。別の職員に通訳してもらい、一年かけて方言に慣れていきました。

本松:方言だと病気についての独特の言い回しも多くて。「お腹がニヤニヤするんだよ」と言われたときは、「どういう状態だろう?」って思いました。

佐々木:ポジティブな意味なのかネガティブな意味なのか、混乱しちゃいそうですね。

本松:そうそう。ちなみに「ニヤニヤする」は、下すとか、調子が良くない状態のことだそうです。

小坂井:知らなきゃわからないなーっていう表現、ありますよね。例えば、「1年前にあたっちゃって...」って患者さまがおっしゃるんですよ。脳卒中や脳梗塞になることを「あたる」と言うんだって、後から教えていただきました。

佐々木:「ものもらい」のことを「めばちこ」って言ったり、地域によってとにかく色々な言い回しがありました。

ー県によって気候も大きく変わりますが、そこのギャップはいかがでしたか?

清水:自分は大阪生まれで雪に馴染みがなかったので、雪国には驚かされました。青森の中では雪が少ないと言われる太平洋側のエリアでしたが、それでもびっくりするくらいの量で!車に積もっている雪を下して出勤して、店舗の雪かきから仕事が始まる、みたいな。

本松:北海道では、車にスコップを積んで出勤していました。道が凍るので、冬タイヤに変えて、びくびく運転したり。生まれてはじめてマイナス10度以下を経験して、「寒さすぎて痛い」という感覚を知りました(笑)。

清水:ちなみに車が必要かどうかは地域によるのかなと思います。自分も最初はペーパードライバーで、車も持っていませんでした。

「片道5時間か...。よし、近いな」

ー全国勤務をするにあたって、同期や友人と離れてしまうことへの不安はありましたか?

清水: 1年目の時に同じ東北エリアに配属された4人の同期は各地に散らばっていますが、zoomで話したり、あとは岩手の盛岡に集まって一緒に遊んだりしています。友人とは帰省した時に会いますね。

佐々木:自分はゲームが好きなので、北海道や東京にいる後輩や、全国に散らばった大学時代の友達とオンラインで繋がって通信対戦をよくします。インターネットがあると場所に関係なく一緒に遊べるので、全国勤務もしやすい時代になったなと思います。

本松:北海道の同期とは今でも連絡を取りますし、北海道に行った時に一緒に飲んだりします。全国勤務を選んでから「自分、どこでも行けるんだ!」って気持ちになってフットワークが軽くなり、「電車片道5時間くらいならいけるな」と思っちゃうようになりました(笑)。

佐々木:うん、近さの距離はバグりました(笑)。「2~3県隣なら近いな」って感じで。

ー異動が多くなったことで、行動力が身に付くこともあるのですね。後編では、生活の様子について深堀りしていこうと思います!

後編をお読みでない方は、こちらからご覧ください。

FAVORITE人気の記事

RECENT POSTS最近の投稿

ENTRYエントリーはこちら