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2021.09.25

薬剤師の知識

管理薬剤師とは?なるための条件や目指す方法、メリット・デメリットも

目次

こんにちは!なの花薬局の小倉です。

薬剤師の求人を探している際に「管理薬剤師」の求人募集を見かけたことがある方もいらっしゃるかと思います。
管理薬剤師は一般的な薬剤師とどのような違いがあるのでしょうか?

今回は、管理薬剤師について詳しくご紹介します。
管理薬剤師の役割や仕事内容、管理薬剤師になるために必要な条件や目指す方法、目指すメリットなどもお伝えします。

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管理薬剤師とは?業種によっても役割や仕事内容が変わる!

管理薬剤師は薬機法(医薬品医療機器等法)によって、医薬品を取り扱う薬局や店舗に設置が義務付けられています。

一般的な薬剤師では行えない管理薬剤師ならではの業務も多数あります。
主な役割としては、医薬品等の管理や適正使用のための情報提供、従業員の監督です。

ただし、一般薬剤師と同様の調剤業務や服薬指導といった業務を行うこともあります。

管理薬剤師の仕事内容や役割は業種によって少し異なるため、業種別にもご紹介しますね。

業種による仕事内容と役割の違い

薬局やドラッグストアにおいては、現場の責任者として通常の薬剤師業務に加えて医薬品の在庫管理や品質管理、他の薬剤師に対しての教育および指導、副作用が発生した場合の情報収集や報告などの役割があります。

所属する店舗によっては、一般用医薬品や健康食品など多岐に渡る商品を取り扱う機会があるため、より幅広い知識が求められます。

特にドラッグストアでは、周りの社員が医薬品の専門知識を持たないケースがあるため、適宜アドバイスを行う機会が多いです。

病院においては、管理薬剤師を設置する義務はないものの「薬剤部長」や「薬局長」として医薬品の在庫管理や品質管理、一般薬剤師を統轄する役割を担います。
また、院内カンファレンスへの参加など、他職種との連携を深めていくための独自の業務も存在します。

製薬会社、化粧品メーカー、食品メーカーなどといった企業においても、製品の品質管理や各種許可申請を行う管理薬剤師が在籍しています。

このように、業種によって管理薬剤師の仕事内容や、求められる役割が異なります。


管理薬剤師になるための条件は?管理薬剤師を目指す方法をご紹介

一般薬剤師から管理薬剤師になるために必要な資格はありません。
実は、条件は薬剤師の国家資格があればクリアです。

では、管理薬剤師を目指すにはどのような方法があるのでしょうか。

管理薬剤師を目指す方法

管理薬剤師を目指すためには、大きく分けて2つの方法があります。

1つ目の方法は、所属する企業または医療機関で内部昇進するパターンです。

薬剤師としての調剤業務だけではなく、患者さまへの質の高いサービス提供ができることはもちろんのこと、幅広い医療機関の処方箋に対応できるような情報収集力や、医療保険や法律などの深い知識が要求されます。

さらに、従業員を監督する立場として必要な周囲からの信頼や、向上心を持ち続ける姿勢も必要です。

管理薬剤師へのキャリアアップを目指したい場合は、職場の上司などにその思いを定期的に意思表示することも重要でしょう。

2つ目の方法は、一般薬剤師が転職をきっかけに管理薬剤師へとなる方法です。

薬剤師の求人の中には、管理薬剤師の募集が少なくありません。

医薬品等の製造販売・製造・販売等を行う者による法令遵守体制の整備等が令和3年8月1日から義務づけられ、概ね実務経験が5年以上と記載されたため、あらかじめ募集要件を熟読するようにしましょう。

また、業務内容や経営方針も会社や施設によって異なります。
前職で培ったスキルが活かせる環境かどうか、事前に確認しておくこともポイントです。


管理薬剤師として働くメリット・デメリット

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管理薬剤師になると、どのようなメリットがあるのでしょうか。
デメリットも少なからずあるため、事前に理解し、検討できると良いですね。

メリット① 年収がアップする

管理薬剤師の年収は一般薬剤師と比較すると年収額に約170万円の違いがあります。

人事院「平成30年職種別民間給与実態調査」の結果によると、管理薬剤師にあたる「薬局長(平均50.4歳)の賞与額を除いた平均年収は約558万円、「通常の薬剤師(平均37.3歳)」においては約388万円となります(年齢差13.1年)。

さらに、管理薬剤師になると「管理薬剤師手当」が付くため、年収の大幅なアップが見込まれます。

一般的に定期昇給の金額のみでは周囲と大きな開きは生じにくいため、管理薬剤師になることは年収アップへの近道の一つだと言えます。

メリット② さらなるキャリアアップを期待できる

大手の調剤薬局やドラッグストアであれば、店舗の管理薬剤師の次のステップとして、ブロック長やエリア長といった責任範囲がより広い役職を経験できるチャンスがあります。

また、本社へ異動して各店舗の管理業務を行ったり、採用担当者・教育担当者といった薬剤師職とは異なる職種へチャレンジできる可能性もあります。

現場で培った経験やノウハウを生かして活躍することで、企業全体の活性化にもつながるでしょう。

また、将来的な転職を考えている場合、管理薬剤師として勤務した経験があることは選考試験の場において大きな武器となります。
もし管理薬剤師を経験するチャンスがあれば、早い段階から経験をしておくとキャリアアップの幅が拡大すると言えるでしょう。

デメリット① 業務の負担が大きくなる

管理薬剤師は薬剤師としての通常業務に加えて、現場の責任者としての役割も数多く担います。

したがって一般薬剤師と比べ、業務の負担が大きくなることは避けられません。

所属する薬剤師の数が不足している場合や、シフトが入っていた薬剤師が急病などで出勤できなくなった場合は、自らが不足分をカバーしなければならないことも。
そのため、労働時間が一般薬剤師より長くなる場合があります。

デメリット② 薬剤師として副業や兼業ができない

管理薬剤師は、薬事に関する副業や兼業が禁止されています。
こちらは薬機法(医薬品医療機器等法)によって定められています。

一般薬剤師であれば複数の薬局を掛け持ちして収入を得ているケースがあるものの、管理薬剤師になると掛け持ち勤務は不可能になります。

管理薬剤師は主たる業務以外で収入を得ることが法律によって禁止されているため、副業や兼業ができない点は留意していただきたいポイントです。


管理薬剤師を目指してキャリアアップ!メリット・デメリットも検討して

管理薬剤師は、薬機法(医薬品医療機器等法)によって、医薬品を取り扱う薬局や店舗に設置が義務付けられています。
主に、医薬品等の管理や適正使用のための情報提供、従業員の監督などの業務を行います。

一般薬剤師から管理薬剤師になるためには必要な資格はなく、薬剤師の国家資格があればクリアです。

管理薬剤師になることでやりがいと責任のある仕事を担うことができ、年収のアップも期待できます。
薬剤師としてのキャリアアップを目指したい方は、ぜひ挑戦してはいかがでしょうか。


なの花薬局の就活サポートコラムでは、薬剤師を目指すみなさんに役立つ情報を発信中です。
是非、こちらも参考にしてみてくださいね。

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