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薬剤師の知識

薬学部のインターンシップの選び方は?おすすめプログラムやメリットも!

2020.05.29

        

目次

        

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こんにちは!なの花薬局人事部の湯田(ゆだ)です。

薬学部の皆さんは5年生になると、インターンシップに申し込んだり参加したりするご友人も増え、少しずつインターンシップが気になり始める時期かと思います。
「インターンシップはどう選んだらいいのだろう?」「どんなプログラムがあるの?」など、疑問をお持ちの方も多くいらっしゃるのではないでしょうか。

実は、薬学生向けのインターンシップと他の学部生向けのインターンシップでは、特徴や選び方、プログラムなどに違いがあるんです!

今回は、薬学部の皆さんが知って得するインターンシップの選び方やおすすめのプログラムなどについてご紹介します。

5年生は実務実習もあり忙しいです。是非インターンシップを上手に選んで効率よく参加しましょう!

※2022年卒より各WEBサイトで、2日以上のコースを「インターンシップ」、1日のみのコースを「1day仕事体験」と呼ぶことになっています。ですが、この記事では分かりやすいようにどちらも敢えて「インターンシップ」と書かせていただきます。

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薬学部のインターンシップの選び方!どんなインターンに参加すべき?

まずは「どのようなインターンシップに参加すればよいか」についてお伝えします。

実際にWEBサイトで薬学生向けのインターンシップを検索すると「医療機関・調剤薬局」の分類だけ見ても、もの凄い数の会社がインターンシップを実施していますよね。さらに1つの会社でも複数のコースが用意されているなど、何をどのように選んで良いか困ると思います。

薬学部の皆さんの実習段階に沿っておすすめする内容をまとめてみましたので、是非参考にしてみてください。

《序盤》

おすすめしたいのは「業界研究」や「自己分析」を主に行っているインターンシップです。

「業界研究」ではまだ自分の軸を1つに決めずに、病院・薬局・ドラッグストア・製薬メーカーなど幅広い業界を見て回るのが良いでしょう。
また、できれば大手と中小の両方を見ておくと良いです。同じ業界研究とはいえ、それぞれの立場や考え方でどのように業界を見ているのか視点が変わるため、見方の幅が広がります。

そして、業界や業種を絞るための手助けになるのが「自己分析」です。
きっと自己分析をしたことがある薬学生は少ないかと思いますので、このようなコンテンツも一度は体験することをおすすめします。自己分析は、今後自分が進むべき方向性を定める手助けになるでしょう。

《中盤》

実務実習で薬局・病院などで働いている薬剤師の姿を目にすることで、「将来自分はどうなりたいか」「どんな働き方をしたいか」など自分が大事にしたい価値観が少しずつ明確になってきます。その時は、希望する業界のインターンシップに複数参加してみてください。

例えば薬局の場合、「薬の味見体験」「理想の薬局作り(店舗開発)体験」「社内研修体験」「症例検討体験」などが用意されており、学生向けに分かりやすく構成されているものが多いです。
また、「在宅医療」「セルフメディケーション」「漢方」「○○認定薬剤師」といった、ご自身が興味のあるテーマから選んで参加するのも効果的です。

《終盤》

実習が終了もしくは終盤に差し掛かったら、実際に働いている薬剤師の先輩たちに会いにいくことをおすすめします。

再度薬局の例を挙げますと、「店舗実務の体験」「先輩薬剤師との交流会が用意されている企画」などがいいでしょう。

既に実務実習を経験された皆さんであれば、店舗を実際に見ることで、設備やシステム、業務の流れを見るだけでなく、働いている職員同士の関係性や雰囲気を感じ取ることができるはずです。そして、患者さまに向き合う姿勢や工夫を知ることができると思います。

薬学部のインターンシップの特徴とは?

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薬学生向けに開催されているインターンシップと他学部向けに開催されているインターンシップでは、一体どのような特徴の違いがあるのでしょうか?


その特徴を大きく3つにまとめてみました。

《特徴1》インターンシップの期間が短い

薬学生向けのインターンシップはほぼ全てが1day、大手の薬局やドラッグストアでは半日程度の開催がほとんどです。病院や製薬メーカーでも1day~数日、長いところで1週間程度となっています。
これは薬学生の学事スケジュールが忙しいことが背景となっています。

例えば、4年制の大学に通っている学生はインターンシップに参加する3年生頃になると、授業数も比較的少なくアルバイトやサークル活動など自由な時間も増え、その分就活にも十分な時間を確保できます。
その一方で、薬学生は大学の授業や研究、実務実習でとにかく忙しく、インターンシップに割ける時間も限られます。そのため、少しでも学生が参加しやすいよう短時間で開催されています。

一度のインターンシップで会社のことを深く理解する、というのはなかなか至難の業です。良いなと思った会社があれば会社説明会や職場見学などに参加し、自分から情報を取りに行きましょう。

《特徴2》インターンシップの中の"就業体験"要素は少なめ

薬学生の場合は5年生で約2ヶ月半の薬局実習・病院実習をそれぞれ経験するため病院・薬局・ドラッグストアでのインターンシップでは業務体験の要素は少なめ。「実習では経験が難しいこと」や「大学の授業やガイダンスでは教えてくれないこと」を学ぶインターンシップが多く見受けられます。

ちなみに、これは製薬メーカーやCRO/CRA/SMO等の業種においても同様で、下記のような組み合わせでコンテンツが構成されていることが多いです。

①企業研究パート・・・いわゆる業界説明や会社説明
②業務体験パート・・・業務は疑似体験。講演に加えグループワーク多め
③先輩交流・質疑応答パート・・・学生と社員との交流

大手や知っている会社のインターンシップだけでなく、面白そうなコンテンツを提供しているインターンシップがあれば、積極的に足を運んでみてはいかがでしょうか。

《特徴3》参加のハードルが低く、気軽に申し込める

薬学生向けのインターンシップは一般的に間口がとても広く、エントリーのハードルがとても低いのが特徴です。募集定員も多く、開催日が多数設けられていたり、全国各地の会場で実施していたりするケースもあります。

そのため、インターンシップの応募にエントリーシートや動画提出を求められたり、人気企業の募集枠が埋まって参加を諦めたり、ということはあまりありません。その上、交通費やQUOカードの支給、国家試験対策の参考書などをプレゼントしているインターンシップもあります。

薬学生の就職活動は非常に恵まれた環境でもありますので、ぜひ有意義に活用して欲しいと思います。

薬学部のインターンシップのおすすめプログラム

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それでは、おすすめのインターンシッププログラムについてご紹介いたします。

今回は、私が過去にお会いした薬学生さんからの感想・評判を基に選んでみました。

【調剤薬局】

・薬の味見体験(薬の味を知って実際の服薬指導に活かす)
・健康イベント体験(地域の健康イベントに参加し地域の方とのかかわりを知る)
・症例検討体験(実際の患者さんの症例を基に、薬物療法等のアプローチを考える)

【ドラッグストア】

・OTCカウンセリング体験(お客さまの相談内容から商品の提案を考えロールプレイ)
・経営戦略体験(店舗運営に必要な売上やコストを学ぶ)
・商品企画・開発体験(グループワークなどを通してPB商品を開発)

【病院】

病院はどこも似たようなプランが多く一般的に見学に近いところがほとんどですが、できれば以下の2つが含まれている所をおすすめします。

・チーム医療体験(がん・緩和・NSTラウンドなどの見学を経験し、多職種連携を知る)
・病棟業務体験(カンファレンス等の同席や薬剤管理指導の現場を体験する)

【製薬企業】

・医薬開発業務体験(開発計画の立案や治験施設選定・レビューなど一連の流れを知る)
・MR営業同行体験(疑似体験ではなく、実際のMRと共に営業活動に同行できるもの推奨)


簡単ではありますが、是非気になったものがあればWEBサイト等で探して申し込みをしてみてくださいね。
なの花薬局のインターンシップも自信を持っておすすめできるので、ご興味のある方はご参加ください!

薬学部のインターンシップのメリットとは?

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今まさにインターンシップに参加しようか悩んでいる薬学生さんも多くいらっしゃるかと思いますが、インターンシップに参加するメリットは本当にたくさんあります!


例えば、大学で開催されるガイダンスや講座だけでは知ることができない、業界や職業についての理解を深めることができますよ!
薬剤師の先輩たちの生の声を聴いて、「この仕事面白そう」とか「こんな人になりたい」など自己分析に繋がる気づきを得たりすることもできます。

また、アルバイトの経験だけではなかなか学べない、接遇や身だしなみなどのビジネスマナーを学ぶ機会にもなります。就活が本格的に始まる前に急いで準備をしても、いざ企業に訪問すると戸惑うことも多いかと思いますので、インターンシップを通じて少しでもこの雰囲気に慣れておくのは大事です。

あと、私がぜひ知っておいてほしいと思うメリットは、「他大学の薬学部の友だちを作れること」です。しかも、同じような進路を検討している薬学生に会うことができます!
実は、各大学によっても会社の知名度や人気(悪い噂も!)は全く異なっています。というのも、ご自身の大学からどのくらいOB・OGが就職しているかで、後輩に伝わる情報が違っているからです。

他大学の友人と情報交換することで、自分では知り得なかった隠れた優良企業を知れたり、将来の同期を見つけることができるかも!
ぜひ積極的に連絡先を交換してみてください。

メリットについてはこちらのコラムでも詳しくご紹介していますので、ぜひ参考にしてくださいね!
薬学生のインターンシップはいつから?メリットや心構えも解説!

薬学部のインターンシップは時期やプログラムを見ることがよい選び方!

薬学部の学生向けのインターンシップは、期間が短く設定されていたり、気軽に申し込みができたりと、参加のハードルは低め。興味があるものにどれでも良いので1つ参加して、イメージを掴んでみることをおすすめします。時期やプログラムの内容から、どんなインターンシップに参加するか選んでみてくださいね。もし一人が不安なら、友だちと一緒に参加してみるのも良いですよ!


忙しい実習期間や研究の合間にインターンシップに参加するのは、かなりの体力・気力を使うはずです。もし参加する場合でも、多くても2週間に1回くらいのペースで、適度に休みながら参加する方がモチベーションも長続きすると思います。自分に合ったペースを見つけて前向きに取り組んでくださいね!


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