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薬剤師の知識

薬学部のインターンシップで学べることは?ESのポイントや例文も!

2020.06.30

        

目次

        

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こんにちは!なの花薬局の近藤です。

薬学部の学生の就活に必須と言えるインターンシップ。
参加を検討する時に、インターンシップでどんなことが学べるのか疑問に思うことはありませんか?
また、インターンシップのエントリーシートで参加理由や学びたいことの記載を求められたら、どのように書けばよいのでしょうか。

今回は、インターンシップで学べることや、エントリーシートの書き方のポイント、例文などをお伝えしていきます。
ぜひ参考にしてくださいね。

※2022年卒より各WEBサイトで、2日以上のコースを「インターンシップ」、1日のみの
コースを「1day仕事体験」と呼ぶことになっています。ですが、この記事では分かりやす
いようにどちらも敢えて「インターンシップ」と書かせていただきます。

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まずはインターンシップの種類を把握しよう!

「インターンシップは参加したほうがいい!」とよく耳にしませんか?
でも具体的にどんな種類があるのだろう?と思われている方も多いのではないでしょうか。

インターンシップの中には幾つかの種類があり、大きく3つに分かれると言われています。

体験型

会社や仕事の説明を受けて、アシスタント的な立場で短期間、社員の仕事を見学したり、関連する課題を与えられ、それに取り組むなど、実際の仕事を体験するもの。

実践型

特定分野において、実際に企画立案をしたり、営業などを行って、ある程度の成果を期待されるもの。
複数日程で実施されることも多い。

専門分野特化型

専攻分野に関連する施設を見学したり、その業務や会社の雰囲気を体験するもの。


皆さんが気になっていたインターンシッププログラムも、どれかに当てはまるのではないでしょうか?
参加する動機によって選ぶこともできますね。

薬学部向けのインターンシップの特徴については「薬学部のインターンシップの選び方は?おすすめプログラムやメリットも!」も参考にしてみてくださいね!

では上記3つのインターンシップで共通して学べることは何でしょうか?
次で詳しく見ていきましょう!


薬学部のインターンシップで学べることは?

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薬学生の皆さんは実務実習があるので、その実習で薬局や病院のことはだいたい理解したと考える方もいらっしゃるかもしれませんね。
しかし、インターンシップではインターンシップでしか学べないこともあります。

1 、業界・企業研究ができる

就活と業界・企業研究は切っても切り離せない関係です。皆さんが気になる業界・企業の研究は行うべきとも言えます。

薬剤師の資格をもって活躍する場は、薬局・病院・ドラッグストアなど様々です。
それぞれの業界動向や、勤務環境、さらには仕事内容を把握することは重要であり、これが就活にも関係してくるため、とても大きな学びとなります。

2 、仕事の適性を感じることができる

仕事を具体的にイメージできることから、その仕事に就きたいと思えるか、やりがいを感じることができるかなども学ぶ(感じる)ことができます。
自分の適性を見つけるという意識で参加すると良いですね!

3 、社会人マナーを学べる

社会人マナーに特化したプランもありますが、それ以外のいずれのプランに参加しても、社会人としての基本的なマナーを学べることに違いはありません。
挨拶の仕方や正しい言葉遣い、名刺交換の仕方など、社会人として基礎的な部分を学生時代に学べることは嬉しいですね。

4 、多様な考え方を学べる

インターンシップでは同じ就活生と会う機会も多いです。そこで連絡先を交換することもあるでしょう。こういった人脈の広がりから、情報を入手できたり、自分とは異なった意見・考え方を知ることができるかもしれません。

新たな視点に出会うことは、就職活動の幅を広げたり、面接時に話せる内容が増えたりとメリットも大きいですよ!

また「インターンシップに参加する企業=就職する可能性がある企業」です。
参加企業の人事担当者や先輩社員と接し、人脈を広げておくことは就職活動を優位に運ぶことにも繋がります。

これ以外にも自己理解を深めることができたり、社会人としてのコミュニケーションを学ぶことができるなど、インターンシップで多くの学びを習得することができます。

実務実習は「薬剤師になるための技能習得」、インターンシップは「薬剤師になることを前提とした実務体験」です。
社員が実際に行っていることを体験し、よりリアルな働き方を学べるというメリットがあることを知っておいてくださいね。


薬学部のインターンシップで学びたいことを書くときのポイント

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薬学生の皆さんが参加するインターンシップでは少ないかもしれませんが、企業担当者から「なにを学ぶために今回参加されましたか?」と質問を受けたり、エントリーシートの提出を求められることがあります。

そういったときの回答のポイントを次にご説明したいと思います。

1 、プログラム内容を把握する

プログラム内容を把握することで、企業側の狙いが何か考えてください。

例えば、社員の働いている様子を近くで見る機会のないプログラムなのに、「会社の風土を知りたい」「社員の雰囲気を感じたい」といった回答はピントがずれていると思われるかもしれません。
そういったことを希望する場合は薬局見学や薬剤師交流会が適していると言えます。

参加したいインターンシッププログラムが、先にお伝えした3つの種類のどれに当てはまるのかを分析し、自分が学びたいことは何かを考えてみましょう。

2、 参加理由を明確にしておく

「学びたいこと」だけでなく、「なぜその考えに至ったのか」を考えておくことも大事です。
「薬剤師の視野を広げたい」や「薬剤師の多様な価値観を学びたい」と言った回答をするのではなく、大学や研究室での経験を紐づけたり、深堀したエピソードがあると説得力ある内容になります。

また、「インターンシップを通して成長したい」「こんなふうに頑張りたい」といった自己アピールは注意が必要です。期間が限られたインターンシップの中では、『こう変わりたい』といった変身願望よりも『この部分をもっと伸ばしたい』といった表現のほうが企業側にポジティブな印象を与えるでしょう。

3 、結論から簡潔に伝える

上記2つのポイントを押さえても、伝え方によっては伝わりづらいことがあります。
理由や想いなど、伝えたいことがたくさんあると思いますが、まず「結論」から伝えることがポイントです。

以下のような流れでまとめると企業担当者に自分の考えが伝わりやすくなるでしょう。

・インターンシップを通して学びたいこと(結論)
・その理由
・自分がこれまでやってきたこと
・インターンシップでチャレンジしたいこと、貢献できることなどの自己PR

学びたいことは盛り込みすぎると焦点がぼやけてしまうので要点を一つに絞り、簡潔に伝えることがオススメです。


「インターンシップで学びたいこと」はどう伝える?例文を紹介!

では各プログラム別に「インターンシップで学びたいこと」の例文を紹介します。
参考にしてみてくださいね。

《例1》先輩薬剤師との交流から学ぶ業界研究・自己分析

このプログラムを通して、薬局薬剤師の業務、やりがいを感じてみたく、応募しました。
私は薬局実習をまだ経験していないこともあり、薬局で働くイメージをもてていません。しかし、業界研究は早い段階で行っておきたいと考えています。
御社薬剤師の皆さまと交流させていただき、薬局薬剤師として自身が活躍できるか否かの判断にもしたいと考えています。

《例2》チームに分かれて店舗開発の企画を立案・発表

このプログラムを通して、店舗の開発の工程を学び、どのような方との協業によって店舗が完成していくのかを学びたいと考え、応募しました。
大学の研究室では現在3名で研究を行っており、自分にはない仲間の発想に刺激を受けたり、意見をまとめることに苦労しながら、チームで研究を進めています。このような経験が、店舗開発プロジェクト遂行においてどの程度役に立つのかチャレンジし、チームで仕事を成し遂げる難しさと達成感を体感したいと考えています。


薬学部のインターンシップは学べることも多い!ESや質問の参考にしよう!

薬学部の皆さんには実務実習があるため、ついインターンシップの重要性は見逃しがち。

実務実習で薬剤師そのものの仕事を学ぶことができても、企業ごとの特徴や業務内容、雰囲気などの違いはインターンシップに参加しないと学べないものです。

就職すると他の業種・職種を体験できる機会はめったにありません。「試せる」のは学生の期間だけです。
インターンシップで、病院や薬局など様々な職場の特徴を学び、ご自分の適性を見つけてくださいね!

そしてインターンシップで何を学べるか理解しておくことは、「インターンシップで何を学びたいか」と聞かれたときにしっかり答えられるためにも大切です。
インターンシップで学びたいことを伝える際は「プログラム内容を把握しておくこと」「なぜそれを学びたいのかはっきりさせること」「簡潔に伝えること」の3つを意識しておきましょう。

本格的な就職活動時期になるとインターンシップへの参加が難しくなりますので、今しかできない就業体験にぜひ参加してみてくださいね。

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